アントウェルペン Antwerpen
オランダ&ベルギー・フランダース政府観光局公式サイト アントワープ
Hoefnaegels (1598) In Wikimedia Commons
八十年戦争に特化したサイトです。一般的なアントウェルペン旅行記ではありませんのでご注意ください。
王立博物館が2017年(予定)まで長期改修中ということもあり、実は今回、2泊したにも関わらずばっさり諦めた街です。空き時間(教会の開館時間外)で散歩が関の山でした。
ノートルダム大聖堂とルーベンス像 In Wikimedia Commons (CC-BY-SA-3.0)
とりあえず、ルーベンス関連にしぼって歩いてきました。今回の旅行のコンセプトが「ナッサウ家のみんなに会いに行こう!」なので、いちおうルーベンスも、ナッサウ伯マウリッツの「弟」といえなくもないですし…という無理やりな理由です。ルーベンスハイス Rubenshuis
In Wikimedia Commons (CC-BY-SA-3.0)
Rubenshuis 公式サイト
一般: €8.00 火~日: 10:00-17:00
ルーベンスの工房のあった場所。ここだけ入って見てこれました。歩いていると道の真ん中にガラス張りのチケットブースとミュージアムショップがいきなり現れます。微妙に日本語で注意書きがあったりするので、ネロ帰りに立ち寄る日本人も多いんでしょうね。 正面から入り、建物左側の1F→2F、中央2Fと回廊(ここは半外なので庭が見れる)、右側の1F→庭、という道順になっています。カーテンくぐったりドア自分で開けたり、ちょっと楽しい。左側は生活感のあるつくりになっていて、右1F(といっても2F部分まで吹き抜けているのでこちらが工房かと)が大型の絵画の部屋です。ここにルーベンスのパトロンであるオーストリア大公夫妻の肖像画がありました。また、この部屋でいちばん見れて良かったものは、アンリ四世のイヴリーの戦いを描いた油彩です。ほかのルーベンスの作品と比べてもタッチが荒く、歴史画としてだけではない魅力があると思います。
聖ヤコブ教会
In Wikimedia Commons (CC-BY-SA-3.0)
Sint-Jacobskerk 公式サイト
一般: €2.00 夏期は毎日: 14:00-17:00
ルーベンスの墓所のある教会。時間外だったので外観のみ撮りました。(なのでこの写真に挙げたモニュメントは見ていないです)。ここは他の場所と違って閑静な通りに面しています。入口にでかい赤いパネルがあるのも目立たせるためでしょうか。ここからまっすぐ歩いていくと、大聖堂の裏手経由で市庁舎前に出ます。
その他
歩いていて見つけたものなど。
アントウェルペン派の画家たちの像
In Wikimedia Commons (CC-BY-SA-3.0)
ダーフィト・テニールス(子)像とヴァン・ダイク像。同じ通り沿いのそれぞれ100mくらいのすぐ近くにある。冒頭のルーベンス像も含め、画家の像はなんだかみんなスカした感じなポーズ。
ステーン城
In Wikimedia Commons (CC-BY-2.0)
これも時間外のため、こんな感じで外観のみ撮ってきました。15世紀に建てられた川沿いの城です。税金徴集用ですかね。今は海洋博物館。