ディースト Diest
※ 訪問記は2014年6月時点の情報です。Diest, mijn stad 市観光局公式(蘭語)サイト
正式には「オラニエ・ルート」ではないのですが、
- オランジュ(仏)
- ディレンブルク(独)
- ディースト(白)
- ブレダ(蘭)
ナッサウ舘
In Wikimedia Commons (CC0)
ワランデ公園に面した一角にある舘跡。といっても今も普通に使われているみたい。壁にそれとわかるプレートがついています。1510年建設で、ナッサウ伯ヘンドリク三世の舘だったとか。この建物の斜め向かいにある、公園入口の門のところにもナッサウ家とディーストの紋章が掲げてあります。こちらは20世紀の建設。
ホフスタット博物館/宗教芸術美術館 De Hofstadt / Museum voor Religieuze Kunst
Stadsmuseum 'De Hofstadt' 公式サイト
時期・曜日によって変則(要確認): 10:00-17:00
Museum voor Religieuze Kunst 公式サイト
時期・曜日によって変則(要確認): 14:00-17:00 共通チケット: €4.00
ディーストの中心部に併設している2つの博物館。共通チケットも有。…の割には、開館時期と時間にけっこうズレがあります。夏のほうが安全かも。
In Wikimedia Commons (CC0)
市立博物館は市庁舎と建物兼用、宗教美術館は聖スルピティウス教会と建物兼用です。お役所らしく、昼時にいったん閉まってしまうこともあるので注意。 市立博物館は、写真右下の鉢が2つ置いてある扉のところから入ります。このわかりにくい入口の割には、中は地下のため案外広いです。それぞれの部屋にはベギン部屋、宝物庫など名前がついていて、パウチされた各国語の説明文が置いてあります。 ナッサウ部屋は、ナッサウ部屋というよりフィリップス=ウィレムの独壇場!
ほかにはオランジュ公ルネ・ド・シャロン夫妻の肖像があるくらいで、フィリップス=ウィレムの肖像、紋章、鎧一式などなど並べてあります。彼の儀礼用の円形の盾には、オーストリア大公アルプレヒトとイザベラ夫妻がレリーフされています。
聖スルピティウス教会(宗教芸術美術館) In Wikimedia Commons (CC0)
教会美術館は、美術館というよりは教会の一角が柵で仕切ってあって、ここから先行きたければお金払ってね、って感じのつくりです。柵のすぐ先のやや左手の巨大な祭壇がフィリップス=ウィレムのもの。下の写真だとちょうど正面のところです。
聖スルピティウス教会内部 In Wikimedia Commons (CC-BY-SA-3.0)