国立軍事博物館 NMM/Nationaal Militair Museum スースト

※ 訪問記は2017年10月時点の情報です。

Op de voormalige vliegbasis Soesterberg

In Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

オランダ観光局公式ページ国立軍事博物館

一般: €12.50 火~日: 10:00-17:00

デルフトの陸軍博物館が移転し、2014年にオープン。ユトレヒト郊外の旧空軍基地の広大な敷地です。旧空軍基地には空軍博物館があったはずなので、陸空で統合。 残念ながらデルフト時代の八十年戦争特化型の展示はほとんどなし。2階建ての1Fは、基本的に戦車や戦闘機など現物の大物の展示が多いです。いちばん最初の暗めの部屋には、16-18世紀の鎧やら武器やら並べられています。武器教練の現物もあり。CGでページがめくれるようにもなっています。24ポンド砲の巨大さを体感できたのも良かった。版画では24ポンド砲といっしょに馬10頭くらい描かれているものもありますが、確かにあれを牽くのは並大抵の力では難しそうです。

Schilderijenwand Schatkamer Nationaal Militair Museum (NMM)

2Fの「宝物庫」 In Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

2Fも大型展示ですが、ジオラマのほか、モニター中心の動的な且つ参加型の展示物になっています。360度シアターでは、八十年戦争期に関しては、スヘルトヘンボス攻囲戦を扱っていました。一般的な説明モニターのほか、ゲーム式のモニターもあります。日本については第二次大戦時のテーマだったので、あまり良い印象では語られていない気がして、きちんと観てきませんでした。 「宝物庫」と呼ばれる部屋が、いちばん通常の展示らしい展示でした。向かって左側が戦闘の絵画、右側が肖像画。中央にはガラスケース内に衣装が飾られています。

Harnas in Schatkamer NMM

「宝物庫」のオブジェ In Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

時代を融合して、かなり上のほうの壁に架けてありました。この部屋の展示には日本の鎧も有り。来歴は不明。幕末頃のサーベルといっしょに展示してあったのがなんとも…。

Soldaten Muffin (15566210283)

マフィン In Wikimedia Commons (CC BY 2.0)

時間が限られていたので、1Fのレストランではなく、2Fのカフェで軽食をとりました。これと同じやつでしたが、戦車のタグはついてませんでした。

アクセス

アメルスフォールト駅から356番バスが直通バス。途中停まらず15分程度。それ以外にも2系統あるものの、いずれもかなり遠くに停まるようです。