ドルトレヒト Dordrecht
オランダ政府観光局公式ページ ドルドレヒト
Joan Blaeu (1652) ドルトレヒト In Wikimedia Commons
ホラント州最古の都市。15世紀の洪水で島になりました。
Aelbert Cuyp (ca. 1650) ドルトレヒト In Wikimedia Commons
ドルトレヒトは、八十年戦争の期間中、二度の重要な役割を果たした都市でもあります。第一回自由連邦議会 Eerste Vrije Statenvergadering
1572年7月19日-23日。ホラント州の11都市が集まり、オランイェ公ウィレム一世を自らの州のスタットハウダー及び陸海軍総司令官と認めた歴史的会議。通常スタットハウダーは、主権者である国王(この場合フェリペ二世)に任命されるものですが、ここでは州議会が自らその役割を果たしました。この写真が、その会場となったホフ Hof です。
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なお、このホフですが、のちにナッサウ伯たちの居館のひとつとしても使われました。 写真を撮った時点でホフ周辺は整備中で、ドルトレヒト博物館も2009年は閉館中とのことでした。この一帯の整備計画と思われる図も掲示してありました。
ドルトレヒト宗教会議 Dorts Synode
Paulus Aertsz. van Ravensteyn (1637) オランダ訳聖書In Wikimedia Commons
1618年11月13日-1619年5月29日。実は、行われた場所ははっきりしません。期間中に、会議が180もあったとのことなので、複数の場所で開催されたのかもしれません。 この宗教会議でオランダ訳聖書(Statenvertaling)の制定が決議され、1611年のイングランドの欽定訳聖書をベースに、1637年に公刊の運びとなっています。
聖母教会 Onze lieve vrouwe Kerk
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実は大変お恥ずかしながら、この建物をずっとミデルブルフの修道院だと思ってました。訪れたのが十数年も前だったので、写真の日付のみから判断していてそう思い込んでいたようです。
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塔の表と裏は結構印象が違います。