ハーグ歴史博物館 Haags Historisch Museum

※ 訪問記は2017年10月の情報です。他、歴史博物館は2014年、2009年にも訪問。

ハーグ歴史博物館 Haags Historisch Museum

Naar gravure van P.C.la Farque 1753 - 's-Gravenhage - 20087524 - RCE

P.C.la Farque (1753) ハーグ歴史博物館の建物 In Wikimedia Commons

Haags Historisch Museum 公式サイト

オランダ政府観光局公式ページ デン・ハーグ歴史博物館

一般: €10.00 火~金: 10:00-17:00 土日: 12:00-17:00 ※1/1・12/25休館(祝日リストも参照)

マウリッツハイスの斜め向かいにあります。建物の外観も非常に良く似ています。3階建ての小さな博物館。常設は1Fのみ。2009年と2014年以降では展示構成が変わっていました。ヤン・デ・ウィットの舌と指のミイラは相変わらず置いてあります。2017年には模型に変わっていました。

Johan De Witt

After Jan de Baen (1670) ヤン・デ・ウィット In Wikimedia Commons

2009年時点の展示。 17世紀に関する常設展示は1階の4部屋です。

  1. 反乱 八十年戦争全体
  2. 共和国初期 マウリッツとオルデンバルネフェルトの対立についてのモニタービデオ有(蘭・英)
  3. 黄金時代 文化・経済について
  4. 17世紀中葉 ヤン・デ・ウィットについてのモニタービデオ有(蘭・英)

Jan van Goyen - Panorama op Den Haag vanuit het zuid-oosten

Jan van Goyen (1650-51) 南東からのハーグ眺望 In Wikimedia Commons

2014年時点の展示。2017年もほぼ同様。 17世紀に関する常設展示は1階の2部屋に減っていました。

  1. ハーグの風景 16世紀から現代まで。目玉は、壁一面のホイエンのハーグ眺望(1650-1651)。
  2. 共和国 オルデンバルネフェルト、デ・ウィット、ホイヘンス、カッツなど政治家たちがメイン。オランイェ関係はフレデリク=ヘンドリク以降。
  3. ハーグ派 中世が2点、ほかはすべて近代
  4. ナチス占領期
 

Joust on the Hofvijver, by Dutch School of the 17th century

Dutch School (ca. 1625) ホフフェイファー In Wikimedia Commons

ブレディウス美術館 Museum Bredius

Bredius Museum 公式サイト

一般: €6.00 火~日: 11:00-17:00

LG Lange vijverberg 14 - 2

ブレディウス美術館の建物 In Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

歴史博物館の斜め向かいにある絵画メインの美術館。その名の通り、美術収集家のブレディウスの個人コレクションからなります。

Abraham van der Hoef - landscape with scene of an armed holdup

van der Hoef (before 1666) In Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

ヤン・ステーンが多く、基本的に17世紀後半の風俗画・風景画がメインです。

アクセス

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日本ではマウリッツハイスばかり取り上げられますが、いずれもすぐ目と鼻の先なので、マウリッツハイスのついでにぜひ訪れて欲しいスポットです。

  • ハーグ歴史博物館
  • 監獄博物館/ウィレム五世ギャラリー
  • ブレディウス博物館

のホフフェイファー沿いの複数の博物館の共通チケットもあります。 ハーグ中央駅から500-600mほど。歩いても10分くらいです。いちおうトラム17番に乗っても良いようです。ビネンホフ、マウリッツハイス美術館と近接しています。