北ブラバント博物館 Het Noordbrabants Museum スヘルトヘンボス
※ 訪問記は2014年6月時点の情報です。
In Wikimedia Commons (CC-BY-SA-3.0)
Het Noordbrabants Museum 公式サイト
一般: €12.00 毎日: 11:00-17:00 ※1/1・12/25
毎日やってる博物館。地方の大型総合博物館といった感じで、隣接した市立博物館と建物を共有し(ただし料金は別らしい)、古代から現代までなんでもあります。ので、近世の展示を中心にみてきました。本館と新館に分かれていて、本館のほうが古典的な作品を置き、新館は1Fに企画展示、2Fに常設のブラバント地方史コーナーがあります。 ブラバント地方史コーナーには、プールビュス(子)によるアルプレヒト大公・イザベラ夫妻の肖像をでっかいパネルにした八十年戦争期コーナーがあって、ここが実に楽しい。同じフロアにあるヒエロニムス・ボスのコーナーは今は小さいですが、2016年の没後500周年祭では特別展も開催されました。
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After Frans Pourbus (II) (1600-1620) In Wikimedia Commons
ナッサウ伯マウリッツが画家ミーレフェルトに描かせたスピノラ侯の肖像もこちらに。ノールトブラバント博物館はアムステルダムの国立博物館と母体が一緒なのか、所蔵物をそれぞれ共有していますね。あっちにあるべきものがこっちにあったり、逆にこっちにあるべきものがあっちにあったり。
Michiel Jansz. van Mierevelt (1609) In Wikimedia Commons
レッケルベーチェのコーナーにあった兜はたぶんこれ。「レッケルベーチェの戦い」は意外と人気のモチーフみたいで、18世紀につくられた、レッケルベーチェの頭部をかたどった壺なんかもありました。
騎兵用兜 (1600-1650) In Wikimedia Commons
もろちん、1629年のスヘルトヘンボス攻囲戦の絵もたくさんあります。
Pauwels van Hillegaert (1629) In Wikimedia Commons
アクセス
スヘルトヘンボス中央駅から約800m。最短距離もいいけど、せっかくだからビネンディーゼ運河沿いやカテドラルの前を通って遠回りしていきたい。博物館の裏側に回ると壁に紋章のある場所も!